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[2007/03/12] DxO Labs、独自の「調色処理(トーニング)」モードとAdobe Photoshopプラグイン互換性を持つDxO FilmPack v1.1 を発表
ラスベガス、米国ネバダ州2007年3月8日(PMA 07 ブース #J271)
DxO Labsは、WindowsおよびMacintosh版DxO FilmPack v1.1の販売開始を発表しました。DxO FilmPackの開発には、有名な銀塩フィルム(コダクローム、コダクロームTri-X、フジクロームVelvia等、20 種類を超えるフィルム)の色と粒状感を解析。それぞれのフィルムに特有な画質感を、デジタルカメラで撮影した画像上に、マウスのシングルクリックで再現可能にしました。DxO FilmPackでは、あるフィルムのカラーレンダリングと、別のフィルムの粒状感を組み合わせたりすることも可能です。 最新バージョンは多彩なトーニングオプションも備えており、DxO FilmPackを銀塩フィルムの暗室作業により近いものにしています。

DxO FilmPackバージョン1.1は、Adobe Photoshop用プラグイン(CS2、CS3、Photoshop Elements 4、5対応)、スタンドアロンアプリケーション、およびDxO Optics Pro 4.2(もしくはそれ以上)用プラグインとして利用できます。

DxO FilmPackエフェクトは、あらゆるソース(デジタルカメラ、レンズ一体型デジタルカメラ、デジタル一眼レフ、デジタルスキャンなど)から取得されたJPEG、TIFF8およびTIFF16形式のデジタル画像に対して適用することができます。DxO Optics Proモジュール版のDxO FilmPackではRaw画像に対してエフェクトをかけることができるため、さらに正確なカラーを得ることができます。

「昨年 12 月にDxO Optics Pro用プラグインとしてDxO FilmPackをリリースして以来、非常に多くのユーザーからAdobe Photoshop用プラグイン開発の要望をいただきました。 私たちは、DxO FilmPack v1.1によって「DxO Image Scienceテクノロジー」を、より多くのデジタルフォトグラファーの方々に活用していただけることを大変嬉しく思っています。」(Luc Marin、DxO Labs 社 フォトグラフィー・ビジネス開発部長)


DxO FilmPack(v1.1)には以下のフィルムプロファイルとトーニングエフェクトが含まれます。
スライドフィルム
Kodak Ektachrome 100VS
Kodak Kodachrome 25
Kodak Kodachrome 64
Kodak Kodachrome 200
Fuji Astia 100
Fuji Provia 100
Fuji Velvia 50

白黒フィルム
Kodak T-Max 3200
Kodak Tri-X 400
Kodak BW 400CN
Fuji Neopan Acros 100
Illford XP2
Ilford Pan F Plus 50
Ilford HP5 Plus 400
Illford Delta 400
Ilford HPS 800

カラーネガティブ
Kodak Portra 160NC
Kodak Portra 160VC
Fuji Fujicolor Superia Reala 100
Fuji Fujicolor Superia X-tra 800
Fuji Fujicolor Superia HG 1600

混合レンダリング
Kodak Elite 100 --> C41 にクロス処理
Fuji Superia 200 --> E6 にクロス処理

調色処理(トーニング)
酸化鉄 v1.1 から新たに追加
金 v1.1 から新たに追加
セレン v1.1 から新たに追加
金セピア v1.1 から新たに追加
土色セピア v1.1 から新たに追加

(DxO FilmPack がどのようにして作られたかについては、後出のDxO FilmPackのテクニカルドキュメントを参照してください。)

価格体系
DxO FilmPack v1.1(通常価格12,980円)は、2007年5月31日まで、DxO Labsオンラインショップ(www.dxo.com)にて、初回特別価格8,980 円でお求めいただけます。 またDxO FilmPack v1.1は今春パッケージ版としてソフトウェア・トゥーより発売開始の予定です。初回バージョンの DxO FilmPackを2007年1月7日以降に購入したユーザーは、v1.1へのアップグレードを無償で受けることができます。それよりも前にv1.0を購入したユーザーは、7,880 円でアップグレードをお求めいただくことができます 。

システム要件
-    1 GB RAM
-    80 MB のディスク空き容量
-    Adobe Photoshop CS2/CS3、Adobe Photoshop Elements 4/5、もしくはDxO Optics Pro用プラグインの場合はDxO Optics Pro v4.2以上
Windows
-    Intel Pentium 4プロセッサ、または同等のAMDプロセッサ(Pentium Dual Core以上推奨)
-    Microsoft Windows 2000、Windows XP、Windows Vista
Macintosh :
-    G4、G5またはIntel-Mac
-    Mac OS 10.3または10.4




DxO FilmPackのテクニカルドキュメント
DxO FilmPack - 銀塩フィルム粒状感の追求

■デジタルフォトグラフィーで銀塩フィルムの画像感を忠実に再現
このようなプロセスは、厳密な科学的手順に従う必要があります。 最も正確な素材データを得るため、DxO Labsエンジニアリングチームは、較正されたテストチャートと実際の被写体(静物、色・テクスチャの異なる様々な物体など)の銀塩写真を用意しました。※これらの写真は、正確かつ厳密にコントロールされたライティング条件下で撮影。

■権威あるラボ
次に、ネガおよびトランスペアレンシーの現像段階において、不要な変動要素が結果に影響しないことを確認する必要がありました。そのため、高い評価を受けているプロフェッショナルラボ2社に協力を要請しました。各フィルムは、Picto(パリ)と Duggal(ニューヨーク)の2ヶ所のプロフェッショナルラボにて現像されました。 しかし Kodachromeフィルムの現像だけは、現在このフィルムを処理可能な唯一のラボであるKodakの自社プロフェッショナルラボにて実施されました。

フィルム現像後のキャリブレーションには、カラースキャナによる慎重なデジタイズ処理が必要でした。 これにより、較正された高解像度スキャン(約20メガピクセル)を得ることができました。 次に以下の2つのアクションが実行されました:まず、すべてのスキャンから得た比色測定に基づくカラーレンダリングのキャリブレーションを行い、次に粒子の測定が行われました。

■革新的なメソッド
後者に対して使用されるメソッドは説明に値します。 従来のフィルムフォトグラフィーの粒状感を再現するソフトウェアソリューションは、ガウシアンノイズを人工的に生成することで粒状感をシミュレートする手法を採ってきました。 しかし、このような経験的アプローチでは、一定以上の精度の結果を得ることは困難でした。 一方、DxO Labs社によるアプローチでは、テスト画像から直接「粒子マトリクス」を得て、デジタル画像に対して適用します。各フィルムに対してキャリブレーションモデルは平均化されているため、デジタル画像に対し限りなくリアルに適用することが可能です。

このプロセス全体の完了後、処理結果の実証が行われました。 それぞれの「画像感」は、DxO Labs社のイメージングエキスパートおよび多数のプロフェッショナルフォトグラファーらによって検証されています。

これら後者は、DxO Optics Proに組み込まれたモジュールとして機能するDxO FilmPackインターフェースの設計にも役立っています。 非常に高度なツールであっても、初心者にでも使いこなせる簡単な操作性と、上級者がエフェクトを自由に調整できる豊富な機能性を有する必要があります。 したがって、DxO FilmPack MMI(マンマシン インターフェース)では、フィルムの種類を直接選択することで、画像感をすばやく簡単にデジタル画像に対して適用することができます。さらに、カラーレンダリングと粒状感プロファイルを設定するための、包括的なオプション群も備えています。

■プロファイルおよびモードについて
この方法を採用することにより、特定のフィルムのカラーレンダリングと別のフィルムの粒状感を組み合わせるなど、独自のスタイルを得ることができるほか、粒子の可視性や粗さを調整することも可能になっています。 これらのプリセットは、35mm、6x6および大判フォーマットでの粒状感の再現を提供します。

最後に、DxO FilmPackが提供する2種類の非常に特殊な「クロスフィルム処理」について簡単に説明します。 これらは、リバーサルフィルム(この場合は Kodak Elite 100)をネガティブ フィルムとして処理、もしくはネガティブフィルム(Fuji Superior 200)をリバーサル フィルムとして処理する現像テクニックです。 このようなテクニックを使って得られる結果は、銀塩フォトグラフィー時代のクリエイティブなアイデアからヒントを得た、非常に独創的な作品へのインスピレーションをもたらします。

さらにバージョン1.1では、銀塩写真で「調色処理(トーニング)」を行うことで得られていたエフェクトをデジタル的にシミュレートする、5つの「特殊」なカラーモードが提供されます。 この実現にはまず、従来のブロマイドプリントの現像において、銀の粒子を他の金属のものに置き換えるための1つ(あるいは 2〜3つ)の溶液が追加されました。 この段階で、プロ印刷業者によって作成された複数バージョンの同じ白黒プリントが得られました。 これらのプリントはプロフェッショナルたちの手によってトーニングされ、使用した用紙および溶液によって得られた複数の異なる色合いの中から、最も魅力的な結果が選択/較正されました。

これにより、以下のエフェクトを提供する 5 つのカラーモード(冷たい→暖かい、の順)を実現することができました。 金 (冷たく青みがかったトーン)、酸化鉄(緑青)、セレン(灰色がかった茶色)、土色セピア(タバコ色合い)、金セピア (黄土色/茶色デュオトーン)、 およびDxO Optics Proの過去バージョンでも提供されていたセピア(黄色)。 なお、トーニングは、「カラーレンダリングプロファイル」メニューで選択したフィルムとは独立したカラーモードとして適用されます。 したがって、Kodak Tri-XとIlford HP5を使って「作られた」画像とは、まったく同じものにはなりません。(それぞれのフィルム固有のコントラストカーブに依存するためです。)


DxO Labsについて
DxO Labs社のソフトウェア製品は、非常に高度なテクノロジーを駆使して開発されたものです。 DxO Labs社は、静止画像およびビデオイメージの映像処理用ソフトウェアやチップの開発と、それらの製品の IP(知的財産権)ライセンス供与を行なっている会社です。 DxO Labs社が提供する主なソリューションには、画質評価測定ツール/ソリューション、およびコンシューマ向け画質向上ソフトウェアなどが含まれます。 DxO Labs社の主要カスタマーおよびパートナーは以下の通りです。
・デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、およびノートパソコンなどのコンシューマ向け機器製造メーカー
・イメージング コンポーネント製造メーカー、ベンダー、カメラモジュール製造メーカー、センサ/プロセッサ製造メーカー
・フォトジャーナリスト、イメージング エキスパート、プロカメラマンなど
DxO Labs社は「Image Science by DxO」ブランドを、コンシューマエレクトロニクスおよびイメージングシステム業界における世界標準、および高画質の代名詞として世界に確立させることを目標にしています。
さらに詳しい情報は、DxO Labs 社ウェブサイト(www.dxo.com)をご覧ください。

DxO Optics Proの日本における販売代理店は株式会社ソフトウェア・トゥー(http://www.swtoo.com/)となっています。

DxOはDxO Labs社の登録商標です。その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。DxO Labsは、自社のものを除いて、商標および登録商標の所有権を放棄します。


以上

株式会社 ソフトウェア・トゥー
営業本部 電話03-5676-2177
http://www.swtoo.com/