デジタル写真から3Dオブジェクトを簡単生成

新たに搭載されたマーカーシステム

Strata Foto 3D CX 2には、専用のマットシートを使用せずに写真から3Dモデルを生成していくことができる、新しいマーカーシステムを搭載しています。

一般的なケースでは、専用のマットシートを使用して撮影した写真を使用することで、Strata Foto 3D CXはカメラの方位と場所を認識します。専用のマットシートを使用する方法が、写真から3Dモデルを作成する最も簡単な手段です。 しかし、状況によっては専用のマットシートが使用できない場合もあります。写真が第三者によって供給されている場合や、屋外にある大きな対象物を扱う場合などが考えられます。

隣接する方向から撮影したイメージ上に存在する特徴的な箇所にマーカーを配置していきます。イメージ上に十分なマーカーが配置されていれば、Strata Foto 3D CXはカメラの方位と場所を計算し、ワイヤーフレームの生成とテクスチャーの生成を行うことができるようになります。

Adobe製品との連携機能

Strata Foto 3D CX 2には、Photoshop Extendedのフィルタメニューから連携してStrata Foto 3D CX 2を利用できるプラグイン機能が実装されています。

Photoshop Extendedでデジタル写真のマスキング処理を行い、プラグイン機能でStrata Foto 3D CX 2へ転送して3Dモデルを生成した後、再びPhotoshop Extendedへ完成した3Dモデルを転送する、といった連携が可能です。

また、Photoshop CS4 Extended または Photoshop CS5 Extendedでは、Strata Foto 3D CX 2からPhotoshopの3Dレイヤーに転送された3Dモデルに直接ペイントすることができます。

カーブアウトラインツール

Strata Foto 3D CXでは、カーブアウトラインツールを使用することによって、イメージのマスキング時にカーブしたアウトラインでマスクのエッジを描くことができます。新しいカーブアウトラインツールでは、マスクのエッジに対して自動的にスナップして、すばやく正確にマスクのエッジを描きます。

正確なオブジェクトのスケール

Strata Foto 3D CXでは、専用のマットシート上のマーカー間を特別な「マット単位」で指定することによって、生成されるオブジェクトのスケールを正確に再現することができます。

新しい3D生成エンジン

Strata Foto 3D CXの新しい3D生成エンジンは、これまで以上に正確な3Dモデルを写真から生成することができるように改良が施されています。

表現可能なポリゴン数の増加

Strata Foto 3D CXでは、写真から生成された3Dモデルを最大 20,000 ポリゴンで表現するすることが可能になっています。