キッチンを... と計画当初考えていたのですが、ごらんの通りキッチン手前に壁を作ったのでキッチン内部は全く見えません。
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そんなわけでキッチンは簡単に。キッチンもいろいろありますが、よく見る人造大理石のトップに大きめのシンク。3つ口のガス台という構成です。
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パーツはこんな構成になっています。いちばん下にL字状の袴、中は見えないんで次に直方体で開き戸、その上に天板、天板はL字状の柱状体を角丸直方体でブーリアン演算でくりぬきます。その穴にぴったりサイズでシンク、ガス台です。
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シンクは角丸直方体を一回り小さい角丸直方体でブーリアンしました。そのままではちゃんとレンダリングできなかったのでモデリング/ジオメトリー変換でポリゴンメッシュに変換しました。
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テクスチャーは袴にステンレスHL風のテクスチャーを作成して適用しました。
ステンレスヘアラインは今まで10年間うまくいかなくて、ず〜っと見えないところでテストしています（笑）。これも全くステンレスヘアラインらしくないので、なんの参考にもなりません。ごめんなさい。
ただ、このテクスチャーのポイントは、ヘアライン方向に沿って、立方体マップの方向を引き伸ばしているところです。バンプマップに、ノイズ画像を若干加工したものを使用していますので、ヘアラインらしくするためにはびよ〜んと伸ばしてマッピングします。こうすると若干ヘアライン独特の溝方向に垂直な映り込みが生じます。ちょっと分かりにくい説明かもしれませんが、ステンレスヘアラインを表現しようとしてうまくいかない経験のある方にはお解りいただけるかと思います
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床にマットを置いてレンダリングするとこんなんです。（現状これで限界なのでご勘弁を... 。)
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腰の開き戸はメラミン化粧版なつもりです。基本的に白ですが、若干映り込みを設定してあり、周囲の色や状況で見え方が変わるように考えてあります。
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次に床のフローリングです。分譲住宅やマンション等はフローリングといっても、そんなにいい材料は使っていないでしょうから、こんなもんかな？（テクスチャー用参考データ「床フローリング.bmp」または「床フローリング.tif」）
このテクスチャーは前回作成した天井面のテクスチャーをコピーして、グローと反射率を変更しています。
映り込みはバンプの影響で距離が離れるほど散っていきますが、マッピングサイズによっても若干変化します。
ここでは立方体形式で300 mm x 300 mmに設定しています。
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STRATAのレンダリングでは、隣接した色の影響などは単純に並べただけでは表現できませんので、映り込みの効果をうまく利用すると、その場所に置かれている存在感をある程度表現できると思います。
床を青いガラスタイルにしてみました。青い色が開き戸にも映り込み、床とキッチンが同じ場所に置かれていることが表現できていると思います。
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シンクもステンレスヘアラインを使用しています。単体ではよくわかりませんが、シンクの中に物を置いておくとよくわかります。
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蛇口はかなり適当に、円柱組み合わせ＆柱状体ですが、通常小さくしか見えないのでこのくらいの作りでも十分です。
テクスチャーはクロームですが、付属のクロームはあまり美しくないように思うので、オリジナルです。見え方は以前のバージョンVision3dに付属していたクローム風です
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凸凹してないタイプですね。
シンク同様に角丸直方体2つをブーリアンした後、グリル部分のルーバーは直方体を細長くして並べてあります。
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コンロ部分は回転体です。
断面を一つ書いて回転体ツールでクリックで完了ですね。
本当はこんなシンプルではないですが、よほどのアップにならなければこの程度で十分です。
レンジフードは結構複雑な作りになっています。内部が見えるときはちゃんと作っておくとリアルです。ポイントは全体の形状よりも、スイッチパネルの部分と、内部のフィルター部分（斜めになっている）でしょうか？
キッチン等は、メーカーのショールームを見に行ったり、WEB上でカタログを見たり、またモデルデータをダウンロードできるサイト等も多数ありますので、利用に制限がなければ（商用不可とかけっこうあります）ご利用できると思います。STRATA cafeにもキッチンがいくつかあったと思います。
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最後に、キッチン前の壁ですが、今回は無理やり？レンガにしました。レンガはマップ画像の出来がほぼすべてですので、いい感じのレンガ画像をリピートできるよう加工して使います。バンプにも同じ画像を使っていますが、目地が黒く（引っ込んで見えるように）なるように白黒反転しています。
目地が盛り上がったレンガもあるので、ここらへんは意図したようにやってください。レンガ画像はネットで探しても意外に見つからないです（使えるものは）。デジカメ等持ち歩いて、きれいなレンガ壁があったらすかさず撮影しておくのが大事です。市販の画像集を利用して頑張って違うテクスチャー作成するっていうのもいいです
【STEP04】追加オブジェクト編
