ExCoPアラートについて

CI HUB コネクタ：ExCoPがドキュメントのステータスとアラートを追跡する方法

このチュートリアルでは、CI HUB コネクタのExCoPを使用してアセットを管理する方法をご説明します。
ExCoP（外部コンテンツパネル）は、アプリケーションで使用しているアセットと接続しているクラウドストレージとの関係を管理できるユニークなCI HUB コネクタの機能です。

以下の方法を学ぶことができます：

古くなったアセットを置き換える
低PPIの警告を処理する
オリジナルでないレンディションのアセットを管理する
リンクされていないアセットをリンクする

ビデオまたは下記のガイドをご覧ください！

古くなったアセットを置き換える

アセットを更新することは、すべてのプロジェクト要素が最新で適切であることを保証するために非常に重要です。古くなったアセットを置き換えるには、CI HUB コネクタの「設定」に移動し、「最新のアセットバージョンを自動選択」を有効にします。
この機能により、アセットの最新バージョンが自動的に選択されます。

ドキュメントに古いアセットが含まれている場合、ExCoPは警告を表示して注意を促します。これは、ハイライトされたアセットの新しいバージョンが利用可能であることを示します。ExCoPアイコンをクリックすると、ドキュメントサマリーにリストアップされたすべての警告が表示されます。

最新バージョンを見るには、古くなったアセットの警告をクリックしてください。ExCoPは自動的に再リンク可能な最新のアセットを表示します。「再リンク」をクリックし、「OK 」をクリックしてください。
この操作で、古いアセットが最新のアセットに置き換えられ、警告は消えます。ただし、一部の統合ではバージョン管理がサポートされていませんのでご注意ください。

低PPIの警告を処理する

ExCoPのもう一つの便利な機能は、画像の解像度を確実に高く保つことです。使用中の画像のPPI値が設定した最小しきい値より低い場合、ExCoPは警告を表示します。最小しきい値は、CI HUB コネクタの「設定」に移動し、「最小限の有効PPIを確認する」でPPIの数値を任意で調整ができます。デフォルトでは300PPIに設定されていますが、プロジェクトの要件に応じてこの値を変更することができます。

通常、ExCoPが低解像度のアセットを検出すると、ドキュメントサマリーに警告が表示されます。
その後、アセットを高解像度バージョンに置き換えるか、プロジェクトの要件に応じて有効なPPIを調整できます。

オリジナルでないレンディションのアセットを管理する

レンディションとは、特定の用途のために作成されたデジタルファイルの異なるバージョンのことです。システムによって様々な名前で呼ばれることがありますが、考え方は同じです。例えば、DAMシステムは、JPEGをPNGに変換するなど、異なるフォーマットでレンディションを作成したり、クイックプレビュー用の低解像度バージョンや印刷用の高解像度バージョンなど、様々な解像度でレンディションを作成することができます。レンディションには、透かしやカスタムトリミングが含まれているものもあります。つまり、レンディションは、どのようなニーズにも対応できるよう、常に正しいバージョンのファイルを用意することを保証します。

ExCoPは、アセットが低画質バージョンなど、オリジナル以外のレンディションで使用されたことを検知できます。ExCoPがこれを検知すると、ドキュメントサマリーに通知が表示されます。必要であれば、通知の横にある再リンクアイコンをクリックし、希望のレンディションを選択し、「OK」をクリックします。この機能により、ドキュメントで使用されているレンディションが通知され、プロジェクトの整合性と品質が保証されます。

リンクされていないアセットをリンクする方法

これは、ローカルPCから配置され、DAMシステムでも利用可能なアセットを管理するのに役立つ重要な機能です。ローカルPCから配置されたアセットがクラウドストレージで利用可能で、ドキュメントにリンクされていない場合、ExCoPはドキュメントサマリーで通知します。

これを解決するには、リンクオプションをクリックし、ExCoPでリンクされていないローカルアセットをDAM内の対応するアセットに接続します。これにより、プロジェクトが整理されるだけでなく、すべてのアセットがシステム内で適切に管理されます。
この機能は、一貫性を維持し、すべてのアセットが一元化されたDAMから取得されていることを確認し、必要に応じてアセットを追跡・更新しやすくするために特に役立ちます。

すべての統合システムがCI HUB コネクタの機能をすべてサポートしているわけではなく、一部の機能が使用できるかどうかは個々の権限によって異なることに注意してください。
詳細については、必ずユーザーガイドをご確認いただくか、システムベンダーにお問い合わせください！