Griffin 25.11 リリースノート
新機能と改善点
今回のリリースでは、以下の新機能の追加と改善が行われます。
ユーザー単位のサポート
大きなアートワーク製品を扱う顧客は、出力時にページを拡大するために、カスタムの「ページ倍率」が設定されたPDFを使用することがよくあります。Griffinはこの機能を完全にサポートしており、インポート時に製品を拡大し、PDFやカッターへの出力時にもそれを維持します。
このメカニズムを無効にするオプションが含まれていますが、25.11にアップグレードすると、デフォルトで有効になります。

Kongsberg統合およびマーク処理の改善
最新のリリースには、Kongsbergカッティングテーブルとの統合を改善するためのいくつかの機能が含まれています。これには、ダブルコーナーカメラマークの位置調整の制御や、片面レイアウトから裏面のカメラマークを作成する機能が含まれています。また、KongsbergのJDFも改善され、基材識別情報の精度が向上しました。

Griffin Auto 25.11の重要な変更
Griffin AutoのREST APIで使用されているXMLリクエストおよびレスポンス形式は廃止される予定です。RESTサービスでXMLを使用している顧客には、JSONへの移行を強く推奨します。XMLサポートは今後のリリースで削除される予定です。
バグ修正
- GN-427:同じ基材に複数のロールがある場合に、デフォルトの基材を保存する際の問題を修正しました。
- GN-172:一部のJPEG形式でmacOS上でアートワークサイズが誤ったスケールで読み込まれる問題を修正しました。
- PX-1452:Kongsberg JDFエクスポートのProductIDが誤った値になっていた問題を修正しました。これにより、Griffinでは、エクスポートされたJDFのProductIDフィールドには常に基材名が使用されるようになりました。