背景
ブラックやグレーはK版のみで作成することもできますが、CMYK/RGBの各チャンネルの組み合わせで作成することもできます。
PitStopは、各チャンネルの組み合わせで作成された「混色」のブラックやグレーをチェックできます。
ソリューション
どのようなカラーが「混色」のブラックやグレーとして認識されるかの例をご紹介します。
RGBブラック:RGB値が0または1の場合
R=1%、G=1%とB=1%=>これはRGBの黒とみなされます。
R=0%, G=0%、B=1% =>これはRGBの黒とみなされます。
R=2%, G=1%、B=0% =>これはRGBの黒とみなされません。
CMYKブラック:CMYの合計が71以上であり、かつK=100%の場合
C=40%、M=31%、Y=0%、K=100%=>これはCMYKの黒とみなされます。
C=0%、M=50%、Y=21%、K=100%=>これはCMYKの黒とみなされます。
C=30%, M=20%, Y=10%とK=100%=>これはCMYKの黒とみなされません。
C=40%、M=30%、Y=10%、K=80%=>これはCMYKの黒とみなされません。
RGBグレー:各チャンネルで同じ%の場合
R=1%、G=1%、B=1%=>RGBグレーとしてみなされます。
R=25%、G=25%、B=25%=>RGBグレーとしてみなされます。
R=46%、G=41%、B=47%=>RGBグレーとしてみなされません。
CMYKグレー:CMYが同じで、K=0%の場合
C=40%、M=40%、Y=40%、K=0%=>CMYKグレーとしてみなされます。
C=10%、M=10%、Y=10%、K=0%=>CMYKグレーとしてみなされます。
C=30%、M=20%、Y=10%とK=0%=>CMYKグレーとしてみなされません。
C=30%、M=30%、Y=30%とK=80%=>CMYKグレーとしてみなされません。