RGB、CMYK、LAB、LRV、HEXとは、色を数値化するために用いられるカラースペースという概念です。
同じ色をRGBで表した数値とCMYKや他のカラースペースで表した数値はそれぞれ異なります。
それぞれのカラースペースはよく用いられる用途や業界が異なります。
RGBカラースペース
RGBカラースペースは、赤(Red)緑(Green)青(Blue)の組み合わせで色を表現します。
パソコンのモニターや写真の色を数値で表すときによく使用されます。
CMYKカラースペース
CMYKカラースペースは、シアン(Cyan)マゼンタ(Magenta)イエロー(Yellow)ブラック(Black)の組み合わせで色を表現します。
LABカラースペース
LABカラースペースは、明度を表すLの値と、色を表すaとbの値の組み合わせで色を表現します。
RGBやCMYKよりも広い範囲の色を表現できますが、モニターや印刷物には再現できない場合もあります。
注意:⊿E(デルタイー)とは、2つの色をLABカラースペースで比較してその差を数値で表したものです。人間の目は色によって感度が異なるため、⊿E値が小さくても色が違って見えることがあります。
LRV値
LRVとは「Light Reflectance Value」の略で、明度を数値で表したものです。
HEX値
HEX値は、6桁の16進数で色を表現します。
ウェブデザインで色を指定するときによく使用されます。