ビルド設定の概要
利用可能なすべてのビルド設定の概要を見るには、Twixl Publisherメニューから"Builds Settings"を選択します。
以下はすべての構成オプションの全体の概要です:
1. General
このパネルは2つのオプションを提供します:
Languages
- アプリケーションでサポートしたい言語を選択します - 選択したすべての言語の言語ストリングがアプリ内に含まれます。
Analytics
Twixl Publisherは様々な解析プロバイダーをサポートしているので、どのサービスを使うか選択できます。
Google AnalyticsはTwixl Publisherのすべての有料ライセンス内でサポートされてます。Flurry AnalyticsとLocalyticsはTwixl Publisher AdvancedとProfessionalでサポートされています。
- パブリケーションの分析データを収集したい場合はここにアナリティクスキーを入力します。
- 始めに選んだプロバイダーでアカウントを作成する必要があります。
以下の情報が追跡されます:
- すべてのページビュー
- スライドショー: スライドショーのすべてのステイト (自動再生は除く)
- ムービー: 自動再生でないすべてのムービー
- 音声: 自動再生でないすべての音声
- ウェブオーバーレイ:表示されるすべてのオーバーレイ
- ウェブリンク: 開かれるすべてのリンク
分析をより読みやすくするために、Twixl Publisherプラグインではスライドショーやオーディオ、ビデオ、ウェブオーバーレイのようなインターラクティブなオブジェクトに解析名を付けることができます。
別のアナリティクスプロバイダーでは分析情報の表示に異なる方法を提供しています。
2. Artwork
Icon:
- アプリアイコンはデバイスのホームスクリーンに表示されます。サイズは1024x1024ピクセル必要です。
- Add gloss effect: このオプションを選択すると自動でアイコンにグロスの効果がかかります (iPadのみ)。
Startup Screens:
これらのスクリーンはアプリが立ち上がるときに表示されます。以下の大きさである必要があります:
- iPad Portrait(縦向き): 1536 x 2008 pixels (Appleのガイドラインによると、40 pixelsのステータスバーが除かれています)
- iPad Landscape(横向き): 2048 x 1496 pixels
- Android Portrait(縦向き): 800 x 1232 pixels (48 pixelsのシステムバーを除いたフルスクリーン)
- Android Landscape(横向き): 1280 x 752 pixels
3. User Interface
Thumbnail viewer
- ここではそサムネイルビューアーの仕様を操作できます。例えば、ページのインタラクティブがない場所をシングルタップするとすべてのアーティクルの最初のページの目次が表示されます。
- Active page: 現在選択されているページ
- Inactive page: その他すべてのページ
- Background: カスタム背景画像(2048 x 480 pixels)を使用したい場合は、サムネイルビューアのウィンドウのトップに固定しなければなりません。
Navigation Bar
Kioskアプリでナビゲーションページのトップに表示されるナビゲーションバーの背景色を定義できます。
4. Sharing
(パブリケーションプロパティの)プラグインから"Allow Sharing on Social Media"オプションを有効にし、ここでデフォルトのメッセージを構成できます。3つの異なるプレイスホルダーを挿入することができます。Application Name、Publication Name、Article Titleと任意で(短縮)URLを追加できます。
5. Code Signing
App StoreやGoogle Play marketにアプリを送信するとき、本当の出版社であることの証明を提供するためにアプリへのサインが必要です。
iPad Code Signing
Appleはアプリのサインするコード用に"provisioning"と呼ばれるプロセスを使用します。
provisioningについての詳細は、iPadビルドのプロビジョニングプロファイル作成を参照してください。
作成したいビルドの種類によって異なるprovisioningプロファイルを追加する必要があります。iPadビルドの異なる種類の概要はアプリビルドの種類を参照してください。
Deployment URL: 無線配信でiPadアプリを配置したい場合は、ここにウェブサーバーのURLロケーションを入力します。これによってユーザーが、たとえば直接iPadのhttp://[yourserver].com/[appfolder]/app.htmlに移動し、自動的にアプリをインストールできます。
Android Code Signing
Androidビルドでは、以下の情報を入力する必要があります:
Application ID:
- com.yourdomain.yourpublicationのような逆のDNS名であるべきです - iPad App IDと同じものを利用するとよいでしょう。
Public Key:
5. App Store Kiosk- 基本設定
- Twixl Distribution Platform Application Key:Twixl Distribution Platformアカウントで製品を作成した際に、必要なApplication Keyにポータルからアクセスできます。
- Initial Cover Image:このカバーはパブリケーションを内蔵するApp Storeアプリを作成する場合やニューススタンドにKioskアプリを追加したい場合に必要です。
- Newsstand (iPadのみ):
- AppleのNewsstandにアプリを表示させたい場合はこのオプションを有効にします(更新されたサブクスリプションが必要です)。
- Binding Style & Binding Edge: ほとんどの場合はデフォルト値のままで大丈夫です。
Google Cloud Messaging: Androidでプッシュ型通知を送る必要があります。Android GCM Keyの取得方法はこちら。
7. App Store Kiosk - Entitlements
- Entitlements URL:entitlementsオプションを提供するためにアプリが接続するURLです。
- URL Style:使用するクエリの種類によります。
- Required on startup:このオプションを選択すると、アプリにアクセスできる権利が必要になります('restricted access'としても参照されます)。
- Toolbar Button Title: ボタンのタイトルをここで定義できます。例えば、"すでに購読してます..."や"購読者を印刷する..."など。ここを空にしておくとボタンは表示されません。
8. App Store Kiosk- User Interface(ユーザーインターフェイス)
ここでストアスタイルに使われているすべての画像を変更できます。
ユーザーに情報ページや他の情報セルも提供できます。
"Info page"は最初の起動時またはストアフロントでボタンをタップすると呼び出せるページです。
ここでユーザーにアプリや会社についての情報を紹介できます。
infoページを提供するために、"infoPage.html"というHTMLページを作成し、このページをパブリケーションの"Web resources"フォルダに置きます。
"Info cell"は本質的にはinfoページと同じで、ユーザーに表示される方法だけが異なります。 info cellはグリッド表示のヘッダーに似ています。これも"infoCell.html"と名付けたHTMLファイルでパブリケーションの"Web resources"フォルダに置く必要があります。
すべてのカスタマイズオプションの詳細はApp Store Kioskアプリのカスタマイズで参照してください。
9. Enterprise Kiosk Settings
- Enterprise API URL: Enterprise Kiosk Serverの配置URLを選択します - Enterprise Kioskのライセンスを持っている場合のみURLの選択が可能です。接続テストもすぐにできます。
- Login background: ログインスクリーンのportrait(縦向き)とlandscape(横向き)の背景を提供できます。