BoardingPass
BoardingPass ボーディングパス: 1分以内でフィードバック
Enfocus BoardingPassを使うと、カスタマーサポートスタッフが、入稿された印刷用PDFファイルを即座に検証できます。
メールクライアントと統合されたBoardingPassは、メールで入稿された印刷PDFを検査して問題個所を特定します。もしも問題個所が見つかった場合、メールの返信を自動的に作成します。
お客様に手間なくわかりやすくフィードバックすることが可能となります。
プリプレス工程でのプリフライトを待つ必要がなくなります。
プレリリースの間は全ての機能が無料でお使いいただけます。
PDFビューア
- PDFを表示するスタンドアロンアプリケーション
- プレスでの見え方をPDFで表示
- オペレーティングシステムやハードウェアに依存しない一貫したPDF表示を保証
- 色分解を表示
PDFチェッカー
- PDFをチェックするスタンドアロンアプリケーション
- お客様のやり直しを必要とする重度な問題を発見
- 不足しているフォント
- 塗りたしがない
- 低解像度画像
- 仕上がりサイズが違う
- カスタマーサービスがプリプレス工程へ進行する前段階で印刷用PDFの問題を特定できます
- BoardingPass 2022では、白のオーバープリントをチェックできるようになりました
進行を一時中断させる重度な問題とは?
お客様が印刷用PDFを再入稿しなければならない原因となる問題です。
通常、次のカテゴリに分類されます:
画像の解像度
何かしらの事情により、お客様が不十分な解像度の画像を使用してることがあります。 低解像度の画像は、置き換えるか、そのまま印刷するために承認をいただく必要があります。
- スクリーンショットやインターネットの画像は、印刷物の制作基準を満たしていません
- 大きな画像に引き伸ばされた小さな画像は、再現性が悪くなります
- 制作ファイルでレイアウト確認用の画像を誤って使用してる場合、高解像度画像に置き換える必要があります
ドキュメント情報
印刷会社とお客様の間で生じる最大の問題を、BoardingPassがチェックします。
ジョブファイルは印刷可能だが、ジョブチケットの仕様と一致しない。この問題は、プリプレス前に把握するのが最適です。
プリセットを使用してチェックを簡略化します:
- さまざまなジョブの種類
- 正しいページ数
- 予想される色分解
フォントの問題
印刷会社は不明なフォントには対応できません。埋め込まれていないフォントは正しく印刷されないか、まったく印刷されません。後でフォントを要求するのではなく、埋め込むことをお勧めします。
- 不足しているフォントにフラグを付ける
- プリプレスまたはRIPによるフォントの置換が不要になります
- テキストが期待どおりに、リフローされず表示されるのを確実にします
不十分な塗りたし
ファイル内の不適切な裁ち落とし設定によって印刷が停止することはありませんが、見た目や仕上りが綺麗になり、最終的には顧客が満足するために必要です。
- 制作基準で塗りたしの量を確認
- ファイル操作で不自然な塗り足しの作成を防止
- 裁ち落としの正確な再現を保証
仕上がりサイズ
RIP関連の問題は別として、PDFの不適切な仕上がりサイズにはできるだけ早くフラグを付ける必要があります。BoardingPassを使用すると、それを確認できます。
- 仕上がりサイズとジョブチケットを確認する
- 全ページの仕上がりサイズの一貫性
- ページの向きの一貫性
メールに統合
- メールから添付ファイルをドラッグアンドドロップ
- 1つのインターフェイスで、メールで送信された指示をBoardingPassチェックと比較
- 明確な用語で自動的に返信の下書きを作成
- お客様に送信する前に返信を編集、またはコメントを追加
- チェックに合格したファイルをプリプレスに転送
自動的に返信を下書き作成
BoardingPassは、メールの下書きを作成するので、コミュニケーションプロセスの短縮に役立ちます。
- ファイルエラーの概要と整理
- 送信する準備ができている一般的な表現での返信
- 送信する前に、必要に応じて下書きを編集
- お客様への一貫した催促メッセージ
プリプレスにジョブを送信する
ファイルが一時的に中断を要する問題のテストまたはチェックに合格すると、プリプレスの準備が整います。 BoardingPassには、メールとBoardingPassのメモを転送するオプションがあります。
- ワンクリックでプリプレスに進む
- BoardingPassのメモを含める
- メールでのやり取りを保ち引き継ぐ
- 送信する前に追加情報を追加
使用状況データのダッシュボード
EnfocusアカウントからBoardingPass使用状況データにアクセスします。 ダッシュボードには、BoardingPassの使用状況に関するインサイトが表示されます。
- 開いて処理したファイルの数
- プリプレスに送信またはお客様に返信した数
- タイプごとに最も多く見つかったエラーの集計
使用状況データは、アプリ内アクティビティの貴重な概要を提供し、受信したジョブファイルの品質をすばやく判断できるようにします。
動作環境
ハードウエア
- メモリ:最低 2GB(4GB以上推奨)
- 画面解像度:最小 1024 x 768(1280 x 1024以上推奨)
サポート OS
- Microsoft® Windows® 8.1(64-bit)
- Microsoft® Windows® 10(64-bit)
- Microsoft® Windows® 11(64-bit)
- Microsoft® Windows® Server 2012 R2 Standard、Essentials または Foundation edition(64-bit)
- Microsoft® Windows® Server 2016 R2 Standard、Essentials または Foundation edition(64-bit)
- Microsoft® Windows® Server 2019 R2 Standard、Essentials または Foundation edition(64-bit)
- Microsoft® Windows® Server 2022 R2 Standard、Essentials または Foundation edition(64-bit)
- macOS 10.14(Mojave)
- macOS 10.15(Catalina)
- macOS 11(Big Sur)IntelプラットフォームまたはApple M1チップ
- macOS 12(Monterey)IntelプラットフォームまたはApple M1チップ
対応しているメールソフト
- Outlook 365 Desktop(64-bit)Mac
- Outlook 365 Desktop(64-bit)Windows
- Apple Mail
その他
- インターネット接続(インストーラーダウンロード、アクティベーション用)
「我々はお客様と話をしていて、多くの印刷会社が入稿データの確認業務に多くの作業時間がかかってしまっている事に気が付きました。
これは、顧客と印刷会社の両方に非常に不満を感じさせ、生産と顧客満足度に波及します。BoardingPassは、カスタマーサービススタッフがPDFファイルを簡単に分析し、数分以内にお客様に応答できるようにします。時間や日単位ではありません。」
Andrew Bailes-Collins – Enfocusシニアプロダクトマネージャー
プレリリースの間は全ての機能が無料でお使いいただけます。