Connect Fontsに搭載されいてる機能「Font Sense」とはどんな機能でしょうか?
Connect Fontsに搭載されているFont Senseは、ドキュメント内で利用されているフォントを認識して、特定する最新の技術です。Font Senseはフォントをフォント名だけで認識するのではなく、フォントの構成要素を確定して独自のフォント識別を実行します。これによってバックグラウンドで自動的に正しいフォントをオンにすることができるようになります。
学生やアートディレクタも含むすべての印刷・出版に関わる人々にとって、様々なコンピュータやアプリケーションでドキュメントを開き、正しいフォントを適用し、エラー無しで出力する、というワークフローを実現することは非常に重要です。しかしながら、この業界では長年の間大きく2つの点で問題を抱えていました。
- フォントはしばしば異なる内容なのに同じフォント名を持っている。
- ほとんどのアプリケーションやフォント管理ではフォント名のみを見てフォントを判断している。
多くのフォントベンダーが様々なフォントを同じフォント名でリリースしています。そしてアプリケーションはフォント名以外の識別手段を持たないために、本当に正しいフォントを使ってドキュメントを開く、ということが非常に難しいことになっているのです。
Extensisが開発しているフォント管理ソリューションでは、特許技術であるFont Sense技術を採用しました。この技術によってフォントの内部まで見て識別することができるようになりました。
例えばレイアウトアプリケーションでHelveticaを使ったドキュメントを作成します。Font Sense技術は、どのバージョンのHelveticaが利用されているかを一緒に保存します。ユーザーはフォントのバージョン違いにより発生する問題や、作業の中断を避けることができます。