Switchでは、固定の値や変数で取得した値を「プライベートデータ」として保存してジョブに添付できます。
ジョブに添付された「プライベートデータ」は、ジョブがフローの終点に到達するまで基本的に失われません。
フローの先頭で元のジョブ名やフォルダ名を保存して、様々な処理を行なった後、再度それらの情報を呼び出して使用できます。
「プライベートデータ」は、通常の「フォルダ」エレメントでジョブに添付します。
<プライベートデータを添付する方法>
1) フォルダエレメント>ジョブプライベートデータを設定>変数テキスト(複数行)の指定 を選択します。
2) 下図のように入力して「OK」をクリックします。
「=」の左側には任意の文字列(キー)を入力します。
「=」の右側には固定値または変数を入力します。変数を入力する場合は右下の「変数の指定」を使用します。
MotoNoNamae=[Job.NameProper]と入力すると「MotoNoNamae」というキーに変数[Job.NameProper]で取得された値(拡張子を除いたジョブ名)が保存されます。
<プライベートデータを取得する方法>
ジョブに添付されたプライベートデータは[Job.PrivateData:Key=”<キー>”]という変数で取得できます。
下図のように「変数を含むテキストを指定」ウィンドウで「Key」にプライベートデータを保存したキーを入力してください。
例えば「MotoNoNamae」と入力して「変数の挿入」をクリックすると、[Job.PrivateData:Key=”MotoNoNamae”]という変数を挿入できます。
この変数では「MotoNoNamae」というキーに保存されたプライベートデータを取得できます。
プライベートデータを使用するフローのサンプルはこちらをご確認ください。