Suitcase Fusion 9 Hep

ライブラリとセット

ライブラリ

フォントライブラリとは、Suitcase Fusionの基本となる大きなフォントの集合体です。

ワークフローによっては、フォントライブラリが1つしかない場合もあります(システムフォントを除く)。ライブラリをいくつか作成して、顧客ごと、仕事の系統ごと、またはOSの種類ごとにフォントを分けておくことができます。

Suitcase Fusionの画面左側にあるライブラリパネルには、全てのフォントライブラリと各ライブラリに含まれるセットが表示されます。

ライブラリパネルには、以下のような種類のフォントライブラリが表示されます。

ライブラリパネルアイコン

ライブラリパネルには、以下のようなアイコンが表示されます。

アイコン 説明 説明
TeamSync ライブラリ
クラウドに上矢印 TeamSync ライブラリ
クラウドに×印 オフライン TeamSync ライブラリ
TypeSync ライブラリ
クラウドに上矢印 TypeSync ライブラリ
クラウドに×印 オフライン TypeSync ライブラリ
ローカルライブラリ
グレーのフォルダ ローカルライブラリ

時計

一時フォントライブラリ
サードパーティのフォント
黒い背景に明るい緑の「Tk」

Adobe Typekitライブラリ

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赤い円に白い「F」

Googleフォントライブラリ

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両端が矢印になった青い「S」

SkyFontsライブラリ

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ドキュメントトラッキング
Adobe After Effects、Illustrator、InDesign、Photoshopのアプリケーションアイコン ドキュメントトラッキングを有効にして、オートアクティベーションプラグインを使用して保存したドキュメントのグループ。
スマート検索
フォルダに鍵 既定のスマート検索
フォルダに歯車 ユーザーが作成したスマート検索
システムフォント
コンピューターの画面 システムフォントライブラリ
スマート検索
フォルダに鍵 既定のスマート検索
フォルダに歯車 ユーザーが作成したスマート検索
その他
薄いフォルダ フォントセット(ライブラリに関わらず)

アプリケーションのアイコン

アプリケーションセット

通常ライブラリは1つで十分ですが、場合によっては追加のライブラリを作成したいこともあるかもしれません。

新規ライブラリを作成するには、ファイル > 新規ライブラリを選択します。

セット

各ライブラリ内のフォントを、顧客ごと、案件ごと、アプリケーションごと、テンプレートごとなど、必要に応じてセットとしてグループ分けできます。例えば、広告代理店では顧客名や案件番号のセットを作成し、出版社では記事ごとのセットを作成するという使用方法を考えられます。

セットは、ライブラリパネルの、各親ライブラリの下位に表示されます。セットは、デジタル音楽プレイヤーのプレイリストのようなものです。

セットは、ライブラリ内のフォントの一部をリスト化したものですが、セットにフォントを追加したり削除してもライブラリには影響しません。(デスクトップのフォントを直接セットにドラッグしても、まずフォントは親ライブラリに追加され、それからセットに追加されます。)

セットはいくつでも作成できます。セットの中にセットを作成したり、同じフォントを複数のセットに追加することもできます。

セットを作成しておけば、セット内の全フォントを一度に有効化したり無効化できます。また出力用フォントを収集する際にも便利です。

注意:現在開いているドキュメントに使用されているフォントを全て含むセットを作成する方法もあります。詳細については、開いている開いているドキュメントのセットの作成をご確認ください。

アプリケーションセット

アプリケーションセットは、アプリケーションの起動時に一時的に有効化されるフォントのセットです。

警告:オートアクティベーションプラグインに対応しているアプリケーションでは、アプリケーションセットを使用しないでください。プラグインは、Extensis Font Senseテクノロジーを使用してドキュメントに必要なフォントを正確に有効化します。一方、アプリケーションセットは、既に有効化されている同名のフォントを優先的に使用します。

アプリケーションセットを作成するには、ファイル > 新規アプリケーションセットを選択して、対象のアプリケーションを選択します。

アプリケーションセットは、ライブラリパネルに各アプリケーションのアイコンで表示されます。