2025年12月リリースノート(25.25)
2025年12月にリリースされた新機能と機能強化についてお知らせいたします。
詳細(原文)はメーカーページのリリースノートをご覧ください。
※各リンクページは英語になりますので、ブラウザの翻訳機能をご利用ください。
パブリックプレビュー開始:チェックリスト向けReviewAI(エンタープライズ向けアドオン)
Ziflowの新しいReviewAI自動化エンジンの最初の機能となるReviewAI for チェックリストをご紹介できることを大変嬉しく思います。エンタープライズプランをご利用のお客様向けの有料アドオンとして、パブリックプレビュー版がご利用可能になりました。

ReviewAI for チェックリストは、AIがチェックリスト項目を評価し、結果を提案し、明確な根拠を提示することで、既存のワークフローにインテリジェントな自動化をもたらします。
これにより、レビュアーの判断をしっかり維持しつつ、繰り返し発生するQA作業を大幅に削減できます。
このリリースにより、チームは次のことが可能になります:
- ブランド要件、規制文言、ファイル固有の基準など、チェックリスト項目の評価をAIに実行させる
- AIが提案する合否結果を、根拠説明や信頼度スコアとともに受け取る
- 精度向上のために、AIの結果を受け入れる/拒否する/調整することで、管理と監督を維持する
- 客観的なチェックをAIに任せることでレビューを高速化し、人間はより高度なクリエイティブ判断に集中できるようにする
ReviewAIは、特に大量のレビューやコンプライアンス要件の多い環境において、チームがより迅速かつ一貫性を保って作業できるよう支援します。
QA手順を標準化し、手戻りを減らし、AIが関与した各結果について監査対応可能なドキュメントを提供します。
詳細については「ReviewAI」をご確認ください。
ReviewAI for チェックリストは、エンタープライズ向けの有料アドオンとしてパブリックプレビュー版が提供されています。

インポートされたコメントは、通常のZiflowコメントと同じように扱われます:
- コメントパネルおよびプルーフ上に、対応するマークアップとともに表示されます。
- インポートしたユーザー名がコメントの作成者として表示されます。
- 必要に応じて、インポートしたユーザーはコメントを削除できます。
- インポートされたすべての注釈は、プルーフのアクティビティログおよび監査証跡に完全に記録され、フィードバックのエンドツーエンドの履歴がコンプライアンス対応として確保されます。
詳しくは「Import PDF comments」をご覧ください。
PDFからのコメントインポート機能は現在パブリックプレビュー中で、エンタープライズプランをご利用のお客様にはぜひこの機能をお試しいただき、フィードバックをお寄せいただければ幸いです。
今後のリリースでは、未インポートのコメントがあることをレビュアーに知らせる視覚的なインジケーターや、PDFで元のコメントを残した人物名を表示する機能などが追加される予定です。
プルーフビュアー:ファイル名のフル表示設定/バッチレビューアセットセレクターの再設計
これまでZiflowでは、スペースを節約するために、プルーフビュアーのページサムネイルナビゲーターおよびバッチレビュー(結合プルーフ)のアセットナビゲーターで、長いファイル名は省略記号(…)で短縮して表示していました。
しかし、多くのお客様から、特に大量レビューや技術的なレビュー環境では、アセットを区別するためにファイル名を完全に表示する必要があるとのご要望をいただいていました。
今回のリリースでは、プルーフビュアー左側のメニューからアクセスできる新しい設定「完全なファイル名を表示」が追加されました。
これを有効にすると、Ziflowはファイル名を長さに関係なく、省略せずにそのまま全て表示します。

また、結合プルーフ(バッチレビュー)で多数のアセットを扱う際の操作性を向上させるため、アセットナビゲーターのデザインを刷新しました。
新しいレイアウトでは、2行 × 5列でアセットを表示し、追加のアセットは縦スクロールバーで閲覧できるようになっています。
これにより視認性が向上し、以前のように横スクロールが多く発生して操作しづらいといった問題が大幅に改善されました。
これらの改善はすべてお客様からのフィードバックに直接基づいており、バッチレビューのワークフローをより分かりやすく、効率的にする機能を提供できることを嬉しく思います。
詳しくは「View full file names in the Proof Viewer」をご覧ください。
複数ステージに参加するレビュアー向けに、最も関連性の高いチェックリストをデフォルト表示
ルーティングワークフロー内の複数ステージに参加しているレビュアーにとって、プルーフビュアーでどのチェックリストがデフォルトで表示されるべきかが分かりづらい状況がありました。
これまでは、たとえばステージ 1とステージ 2の両方にアサインされていて、すでにステージ 1が完了している場合でも、Ziflowは依然としてステージ 1のチェックリストを優先表示していました。
今回のアップデートにより、Ziflowは現在あなたが担当している「アクティブなステージ」に紐づくチェックリストを自動的にデフォルト表示するようになりました。
例えば、ステージ 1とステージ 2の両方のレビュアーであり、ステージ 2が進行中(ステージ 1は完了)であれば、デフォルトでステージ 2のチェックリストが表示されます。
引き続き、ドロップダウンメニューから他のチェックリストに切り替えることはできますが、Ziflowは現在の作業に最も関係のあるチェックリストを最初に表示するようになりました。
ウェブサイトプルーフ:プルーフ作成時に複数のURLを一括で貼り付け可能に
これまでは、プルーフ作成モーダルにURLを1件ずつしか貼り付けできず、複数のウェブサイトプルーフをまとめて作成するのが手間でした。
今回のリリースでは、改行で区切られていれば複数のURLを一度に貼り付けることが可能になりました(例:スプレッドシートやドキュメントからコピーする場合など)。
貼り付けると、ZiflowはそれぞれのURLを自動的に認識し、プルーフ作成用に準備します。
詳細は「Create a snapshot or live website proof review」をご覧ください。
従来通り、これらのURLを単一の結合プルーフにまとめるか、個別のプルーフとして作成するかを選択できます。
この改善はお客様からのフィードバックによって実現したもので、複数ページ・複数サイトのレビューを効率化し、セットアップ時間を大幅に短縮することを目的としています。
ウェブサイトプルーフ:長いURL(最大 8,192文字)に対応
これまでもZiflowは、2,000文字を超える長いURLを持つライブサイトのプルーフ作成自体は可能でしたが、ソフトウェアの不具合により、作成したプルーフでコメントを残せないという問題がありました。
今回のリリースでは、Ziflowが最大8,192文字のURLに完全対応しました。
これは一般的に広く認識されている技術標準と一致しており、ライブウェブサイトプルーフにコメントを残す際の将来的なエラーを大幅に減らすことが期待できます。
またこの改善により、現代のWebプラットフォーム、マーケティングテックスタック、トラッキングパラメータ、動的CMS構造などによって生成されるますます長くなるURLにもZiflowが確実に対応できるようになります。