Switch 12 アップデート3 リリースノート
- ドキュメンテーション機能
フローの詳細を記載したHTML形式のドキュメンテーションを簡単に作成することができます。- フロー情報(名前、説明、作成日など)
- フロー画像(フローのスクリーンショット)
- フローのすべてのエレメントのプロパティ

- フロードキュメンテーションの作成手順
- プローペインでドキュメンテーションを作成したいフローを選択します。
- 次のいずれかをおこないます。
- 画面上部のツールバーで「ドキュメントフロー」をクリックします。
- フローペインで右クリックして「ドキュメントフロー」を選択します。
- メニューから「フロー」>「ドキュメントフロー」を選択します。
フロードキュメンテーションは作成後すぐにデフォルトブラウザで表示されます。これによってフローの詳細を確認することができます。
フロー画像の各エレメントをクリックすると、それぞれのプロパティを見ることができます。矢印アイコンをクリックするとドキュメンテーションの一番上に戻ることができます。
- HTTP(S)要求

この新しいコミュニケーションツールによって、ユーザーはHTTPサーバーからファイルやフォルダをダウンロードしたり、アップロードすることができます。フローエレメント「HTTP要求」は各入力ジョブに対してHTTPあるいはHTTPSリクエストを実行するプロセッサです。
入力ジョブはリクエストのトリガーで、リクエストの詳細(URL、認証情報、リクエストパラメータ、アップロードするファイルなど)を定義するために利用することができます。プロトコルのタイプ(HTTPあるいはHTTPS)はURLに応じて自動的に選択されます。URLが「https://」から始まっていればHTTPSが選択され、それ以外の場合はHTTPが選択されます。

サーバーは、HTMLソース、JSONデータ、XMLデータ、あるいはダウンロードされたファイルを返送するという形で、リクエストに応答します。このツールはサーバーからの返答を操作するためのプロパティを提供します。サーバーからの返答は常にファイルとして保存され、このツールによってそのファイルを新しいジョブとしてフローに挿入したり、メタデータのデータセットとして入力ジョブに添付したり、入力ジョブと統合して同じジョブフォルダに入れることができます。
- TLS(Transport Layer Security)プロトコルをサポート
このバージョンから、Switchをメールサーバーに接続する際にTLSプロトコルを使用することができるようになりました。メール送信環境設定の「サーバは安全な接続(SSL)が必要」は「接続を暗号化」に変更され、3つのオプションを選択することができます。
- 暗号化なし
- TLS
- SSL

- フローエレメント「メール受信」の新しいプロパティ
フローエレメント「メール受信」に「HTMLをプレーンテキストに変換」というプロパティが追加されました。このオプションによって、メール本文をHTML形式のファイルとして保存するかテキストファイルとして保存するか選択することができます。(これまでは常にテキストファイルとして保存されていました。)
- 「バージョン番号」に「幅」を追加
この設定によって、重複した出力ファイルにつけられるバージョン番号の桁数を決めることができます。例えば、この値を「5」にすると、バージョン番号は「Job_00001.pdf」という形式になります。先頭の「0」は必要に応じて自動的につけられます。この機能は、出力ファイルを並べ替える必要がある場合に役立ちます。
- SFTPの新しい認証方法
フローエレメント「FTP 送信」および「FTP 受信」を使用して(S)FTPサーバーにアクセスする際に、新しい認証方法を利用することができるようになりました。ユーザー名とパスワードを入力する代わりに「公開鍵」を使用することができます。

その他の変更
- 2つの新しい変数(Jobグループ)
- Job.UserFullName(ジョブの完全ユーザー名)
- Job.UserEmail(ジョブのユーザー電子メール)
- フローエレメント「ジョブのホールド」の「単位」と「遅延時間」というプロパティの名前が、混乱を避けるために、場合によって「再試行単位」と「再試行までの時間」という名前に変わるようになりました。
- ログの作成環境設定が改良され「テキストファイルのログ作成」が「CSVファイルのログ作成」に変わりました。このオプションが有効になっていると、ログメッセージはCSVファイルとして保存され、コンマ区切りのテキストファイルとしては保存されません。また、CSVファイルの区切り文字と保存場所を指定することができます。
- フローエレメント「データベース接続」のプロパティ「オペークデータセットのバイナリデータ」に、新しいサブメニュー「バイナリデータをエンコード」が追加されました。
- 「ジョブの統合」に関するスクリプトが増えました。
- フローエレメント「FTP 送信」をパスワードなしで使用することができるようになりました。
新しいOSをサポート
- Mac OS X 10.10(Yosemite)環境を完全にサポートコンフィグレータをアップグレード
- Adobe CC 2014をサポート
- Adobe Illustrator(64-bit)をサポート
- Adobe InDesign(64-bit)をサポート
- WoodWing 9.2
- EFI Fiery 6
- PDF Spy
- Callas pdfToolbox 7 Compare
これらのコンフィグレータの最新バージョンはSwitch 12 update 3のインストーラーに含まれています。
リリースノートアーカイブ
- Switch 2024 Fall リリースノート
- Switch 2024 Spring リリースノート
- Switch 2023 Fall リリースノート
- Switch 2022 Fall リリースノート
- Switch 2022 Spring リリースノート
- Switch 2021 Fall リリースノート
- Switch 2021 Spring リリースノート
- Switch 2020 Fall リリースノート
- Switch 2020 Spring リリースノート
- Switch 2019 リリースノート
- Switch 2018 アップデート3 リリースノート
- Switch 2018 リリースノート
- Switch 2017 アップデート2 リリースノート
- Switch 2017 リリースノート
- Switch 13 アップデート1 リリースノート
- Switch 12 アップデート3 リリースノート
- Switch 12 アップデート2 リリースノート
- Switch 11 アップデート5 リリースノート
- Switch 11 アップデート4 リリースノート
- Switch 11 アップデート3 リリースノート
- Switch 10 リリースノート
- Switch 09 リリースノート