Switch 2017 アップデート2 リリースノート
Switch 2017 update 2 は、ユーザーからの要望をもとに、追加機能、UI/UXの改善を行いました。
1. このSwitch 2017 update 2 をインストールする前に
このSwitch 2017 update 2 では、コンフィグレータのインストールとアップデートする処理を実行するための「PackManager」を大幅に機能改善しました。
そのため、今まで使用していた旧バージョンの「PackManager」をアンインストールすることが必要です。
本来、新しいSwitch 2017 update 2 をインストールする際に、自動的に旧バージョンの「PackManager」をアンインストールしたいところですが、セキュリティ上自動削除ができません。


Switch 2017 update 2 インストール時に、旧バージョンの「PackManager」を検出した場合、図のような警告ウインドウが表示されます。お手数ですが、旧バージョンの「PackManager」を手動でアンインストールした後に、「次へ」ボタンをクリックして先へ進めるか、「キャンセル」ボタンをクリックして、一旦インストールプログラムを終了してください。
■ Windows版、旧バージョン「PackManager」を削除する手順について
- コントロールパネル > プログラムと機能 > Enfocus PackManager をアンインストールします。

- 各Windows OSのコントロールパネルの表示方法については下記URLをご覧ください。
■ Mac版、旧バージョン「PackManager」を削除する手順について
- 警告ウインドウ内に表示された場所をFinderで開きます。
- 「PackManager.app」をゴミ箱へ移動します。
- ゴミ箱を空にします。
2. macOS High Sierra サポート
Switch 2017 update 2 は、公式にmacOS 10.13(High Sierra)をサポートします。
3. ブラウザサポート
ウェブポータルは、主なブラウザをサポートします。
- Chrome
- Firefox
- Edge
- Safari

4. ユーザーエクスペリエンス、ユーザーインターフェイスの改善
4.1 ウェブポータル
- メタデータ入力ダイアログを大幅に改善
ジョブ送信ポイント、チェックポイントにて、メタデータ入力フォームを大型化してデザインを一新したダイアログを表示します。
また、ダイアログの右上に位置する矢印マークをクリックすることで、ダイアログのサイズを変更できます。

- チェックポイントで、出力先の情報をより詳細に表示するよう改善しました。


- 新たにコンテキストメニューを追加
メッセージ表示ウインドウで、右クリックすると『メッセージの書き出し/メッセージの消去/表示のリセット』へ簡単にアクセスできるようにコンテキストメニューを表示します。

4.2 Switch Designer(フロー設計ウインドウ)
- キャンバス上をダブルクリックするとフォルダ追加
キャンバス上をダブルクリックするとより簡単に新しいフォルダが追加されます。

- お気に入りに入っているエレメントに対してキーボードショートカットを割り当てる
フローエレメントペインのお気に入りに追加されているエレメントは、キーボードショートカットを使ってキャンバスへ追加することができます。- Mac:cmd + 「数字の1-9」
- Windows:CTRL + 「数字の1-9」
4.3 フォルダと接続線のためのカラーピッカー
- 新たに追加したカラーエディタは、フォルダや接続線に対するカラーを編集することができます。

4.4 メール送信のための環境設定にテスト機能を追加
メール送信のために正しい値が設定できているのかテストするためのボタンを新しく追加しました。

4.5 フローの自動保存機能
フロー起動時に、フロー設計を自動的に保存する機能を、環境設定に追加しました。

4.6 JavaScript記述のJSONをサポート
スクリプトを記述するために、JSON.stringify()とJSON.Parse()を使えるようになりました。

4.7 HTTP リクエストタイプのHEAD methodをサポート
HTTPリクエストツールおよびJavaScript APIの両方で、HEAD methodタイプをサポートしました。
リクエストタイプの選択肢
- HEAD
- GET
- PUT
- POST
- DELETE
5. コンフィグレータのインストールとアップデート機能の改善
これまでのバージョンでは、コンフィグレータのインストールおよびアップデートの後にSwitchを再起動する必要がありました。Switch 2017 update 2 以降は、再起動を必要としなくなります。
実行中のフローで使っているコンフィグレータがアップデートされたとき、フローは自動的に停止して再起動を実行します。
今後、「PackManager」はコンフィグレータのブラウズ管理とダウンロードのために使います。
「ヘルプ」メニューにコンフィグレータのダウンロードを追加、「PackManager」ウインドウ下部に、コンフィグレータのダウンロードを実行するための「ダウンロード」ボタンを追加しました。


ダウンロードが完了した「*.enfpack」ファイルをダブルクリックすると、インストールが開始します。
その後、そのコンフィグレータを使っているフローが自動的に停止して再起動が実行されます。

リリースノートアーカイブ
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