フォントのバックアップ
ライブラリからフォントをバックアップするには、収集かアーカイブという2つの簡単な方法があります。
フォントの収集機能は元々、印刷業者などに入稿するドキュメントに添付するフォントを簡単に集めるために設計されました。この機能は、もちろん現在でも同じ目的に使用できます。また、重要なフォントのコピーを簡単に作成する目的にも便利な機能です。
フォントの収集にも2つの方法があります：
- 選択したフォントをSuitcase Fusionからデスクトップにドラッグします。
- フォントを選択して、ファイル > 出力用フォントを収集を選択します。
FONT VAULTのアーカイブ
Font Vaultをアーカイブすると、フォントの全データを保存して簡単に復元できるようになります。アーカイブは、自分が使用する別のコンピューターにフォントを移動する場合などに便利です。
Font Vaultをアーカイブするには：
- ファイル > Font Vault アーカイブ > アーカイブを選択します。
- Font Vaultをアーカイブするには、Suitcase FusionでType Coreを停止する必要があります。操作を続けるにはアーカイブをクリックします。
- アーカイブの名前を入力して保存先を選択したら、保存をクリックします。
Font Vaultのコピーが圧縮ファイルとして作成され、Suitcase Fusionが再起動されます。
Font Vaultをアーカイブから復元するには：
- ファイル > Font Vault アーカイブ > 復元を選択します。
- Font Vaultを復元するには、Suitcase FusionでType Coreを停止する必要があります。操作を続けるには復元をクリックします。
- 復元したいアーカイブを選択して、開くをクリックします。
Font Vaultが復元され、Suitcase Fusionが再起動されます。
重要：Font Vaultを復元すると、作成したセットも含めて現在のFont Vaultが上書きされます。
フォントのアーカイブについての注意点
- システムライブラリ、Monotype Fonts、とAdobe Fontsライブラリを除く全てのライブラリがアーカイブされます。
TeamSyncライブラリ、TypeSyncライブラリ、およびGoogleフォントライブラリは対象に含まれます。 アーカイブを作成する前にGoogleフォントライブラリを使用不可にするには、ファイル > Google フォントを無効にするを選択します。 - 元の場所から追加されたフォントはSuitcase Fusion Restoreフォルダ（ユーザーの書類フォルダ内）に保存されます。
- アーカイブはトラッキングドキュメントの情報を保持しますが、それらのコピーは保存しません。アーカイブを別のシステムに移動する場合は、トラッキングドキュメントも移動する必要があります。トラッキングドキュメントの移動の詳細については、ドキュメントを移動するをご確認ください。
- Font Vaultアーカイブは異なるOSでは使用できません。Mac環境のSuitcase Fusionで作成したアーカイブはMac環境でのみ復元できます。Windows環境のSuitcase Fusionで作成したアーカイブはWindows環境でのみ復元できます。
- Font Vaultアーカイブの中身を取り出すには、拡張子を.ZIPに変更して、OSの機能かZIP解凍ユーティリティを使用して解凍します。