Suitcase Fusion 21.0 Hep

セット

セット

各ライブラリ内のフォントを、顧客ごと、案件ごと、アプリケーションごと、テンプレートごとなど、必要に応じてセットとしてグループ分けできます。例えば、広告代理店では顧客名や案件番号のセットを作成し、出版社では記事ごとのセットを作成するという使用方法を考えられます。

セットは、ライブラリパネルの、各親ライブラリの下位に表示されます。セットは、デジタル音楽プレイヤーのプレイリストのようなものです。

セットは、ライブラリ内のフォントの一部をリスト化したものですが、セットにフォントを追加したり削除してもライブラリには影響しません。(デスクトップのフォントを直接セットにドラッグしても、まずフォントは親ライブラリに追加され、それからセットに追加されます。)

セットはいくつでも作成できます。セットの中にセットを作成したり、同じフォントを複数のセットに追加することもできます。

セットを作成しておけば、セット内の全フォントを一度に有効化したり無効化できます。また出力用フォントを収集する際にも便利です。

注意:現在開いているドキュメントに使用されているフォントを全て含むセットを作成する方法もあります。詳細については、開いているドキュメントのセットの作成をご確認ください。

アプリケーションセット

アプリケーションセットは、アプリケーションの起動時に一時的に有効化されるフォントのセットです。

警告:オートアクティベーションプラグインに対応しているアプリケーションでは、アプリケーションセットを使用しないでください。プラグインは、Extensis Font Senseテクノロジーを使用してドキュメントに必要なフォントを正確に有効化します。一方、アプリケーションセットは、既に有効化されている同名のフォントを優先的に使用します。

アプリケーションセットを作成するには、ファイル > 新規アプリケーションセットを選択して、対象のアプリケーションを選択します。

アプリケーションセットは、ライブラリパネルに各アプリケーションのアイコンで表示されます。