Suitcase Fusion 21.0 Hep

フォントの収集

Suitcase Fusionでフォントを管理するには、Suitcase Fusionのライブラリにフォントを追加する必要があります。フォントの追加はいつでも可能ですが、最も簡単なのはSuitcase Fusionをインストールして初めて起動した時です。

そのために、Suitcase Fusionをインストールする前に、あらかじめすべてのフォントを一箇所にまとめておきます。

あなたがライセンスを所有しているフォントは、CDやDVDといったインストールメディアかダウンロードしたファイル内に保存されているか、すでにシステムにインストールされているはずです。

インストールメディアやダウンロードしたファイルを見つけるのは比較的容易でしょう。ダウンロードの場合は、多くのウェブサイトで購入履歴をもとに必要に応じてファイルの再ダウンロードが可能です。

すでにシステムにインストールされているサードパーティ製のフォントを見つけるのは少し面倒です。いくつかの注意点がありますので、以下の内容を確認してください。

フォントリストの使用

MacにもWindowsにも、フォントをインストールしたりアンインストールするための基本的なフォント管理ツールがあらかじめ用意されています。それぞれのアプリケーション(MacのFont BookかWindowsのコントロールパネルのフォント)を使用すれば、コンピュータ内のフォントのリストを表示して、サードパーティ製のフォントを選択して削除できます。

フォントリストページのリンクから最近のバージョンのmacOSとWindowsに搭載されているフォントの一覧を確認してください。

注意:この一覧はAppleとMicrosoftから提供されていますが、一覧のフォント名とFont Book (Mac)やコントロールパネルのFonts (Windows)に表示されるフォント名は若干異なる可能性があります。

Macのバージョンを確認するには:

  1. アップルメニューをクリックして、この Mac についてを選択します。
  2. OSの種類が一番上に表示され、そのすぐ下にバージョン番号(バージョン 10.14.0など)が表示されます。

Windowsのバージョンを確認するには:

  1. コントロールパネルを開きます。(Windows 7:スタートメニューをクリックしてコントロールパネルを選択します。Windows 10:WINXキーを押してコントロールパネルを選択します。)
  2. コントロールパネルの表示方法がカテゴリになっている場合は、大きいアイコン小さいアイコンに変更します。(この設定は、コントロールパネルの画面の右上にあるポップアップメニューから選択できます。)
  3. システムをクリックします。
  4. Windowsのバージョンとエディションが表示されます(例:Windows 10 Pro)。

付録のフォント一覧を参考にして、OSにデフォルトではインストールされないフォントを探してください。その中に移動すべきフォントがあるかもしれません。

MACでサードパーティ製のフォントを収集する

付録の適切なフォント一覧を参照しながら、アプリケーションフォルダ内にあるFont Bookを起動します。
Font Bookのウィンドウの一番左のコラムには、フォントコレクションが表示されます。フォントコレクションの一番上のすべてのフォントには、このMacにインストールされているすべてのフォントが表示されます。
すべてのフォントのすぐ下には、コンピュータとユーザのコレクションがある場合があります。ユーザには、手動でインストールしたフォントが表示されます(ほとんどのアプリケーションはフォントをシステムフォントの一部としてインストールするため、それらはコンピュータに表示されます。)

ユーザのコレクションからすべてのフォントを収集するには:

  1. ユーザをクリックします。
  2. ファイル > コレクションを書き出すを選択します。
  3. フォルダ名(「サードパーティのユーザフォント」など)を入力して、デスクトップに保存します。
  4. ユーザのフォントが書き出されたら、ユーザのフォントのリスト(Font Bookのウィンドウの左から2番目のコラム)でフォントを選択します。
  5. 編集 > すべてを選択を選択して、ユーザのフォントをすべて選択します。
  6. ファイル > フォントを削除を選択して、削除をクリックします。

その他のサードパーティ製のフォントを見つけて取り除くには:

  1. すべてのフォントのコレクションを選択します。
  2. 2番目のコラムに表示されるフォントのリストを、付録の適切なフォント一覧と比較します。
  3. 付録のフォントリストには記載されていないフォントをFont Bookで見つけたら、COMMANDキーを押しながらクリックします。
  4. すべてのフォントのコレクション全体に同じ作業をします。
  5. ファイル > フォントを書き出すを選択します。
  6. 書き出し先のフォルダ名(「サードパーティの他のフォント」など)を入力して、デスクトップに保存します。
  7. フォントが書き出されたら、ファイル > フォントを削除を選択して削除をクリックします。
    フォントを削除がグレーアウトしている場合は、保護されているシステムフォントを誤って選択している可能性があります。付録のフォントリストを再確認して、それらのフォントをCOMMANDキーを押しながらクリックして選択を解除してください。改めて選択したフォントを取り除きます。

WINDOWSでサードパーティ製のフォントを収集する

フォントを移動する前に、起動しているアプリケーションをすべて終了してください。

  1. サードパーティ製のフォントを保存するフォルダをデスクトップに作成します。ここでは仮にそのフォルダ名を3rdpartyとします。
  2. コントロールパネルのフォントを開きます。
  3. コントロールパネルのフォントのウィンドウを移動して、デスクトップの3rdpartyフォルダが見えるようにします。
  4. 表示 > 詳細を選択して、表示 > 詳細表示の設定を選択します。
  5. 表示Windows 7でメニューが表示されていない場合は、整理をクリックしてレイアウト > メニューバーを選択します。

  6. 詳細表示の設定ダイアログで、更新日時にチェックを入れます。
  7. 更新日時という文字をクリックして強調表示されたら、上へをクリックして名前のすぐ下に移動してから、OKをクリックします。