iOSアプリの社内配信
作成された.ipaファイルをApp Storeを通さずに外でiPadまたはiPhoneに配信する方法
1. iPad or iPhone with iTunesにiPadまたはiPhoneを同期させる
- 生成された.ipaファイルをダブルクリックし、iTunesのアプリセクションに追加します。
- デバイスと同期し、アプリをインストールします。
重要メモ：Ad Hocビルドをインストールしている場合、iOSデバイスのUDIDがアプリを作成した際に使用したprovisioning profileに追加されているか確認してください。こちらについてのprovisioningに関する詳細記事はこちら。
2. Xcodeからインストールする
主にトラブルの解決目的でXcodeから.ipaファイルをしたい時があります。
- USBでiOSデバイスを接続し、Xcodeを開きます。
- Windowメニュから"Devices"を選択します。
- デバイスリストからデバイスを選択し、 "+" サインで .ipaファイルをインストールします。
ビルドやprovisioning profileに問題がなにかある場合、iTunesより詳細なエラーメッセージをXcodeで入手できます。
3. (Twixl搭載) Over-the-airでアプリを配信する
iTunesの同期を必要とせず、より簡単にアプリを配信することができます。.ipaファイルはセキュアなWEBサーバーにインストールされユーザーは直接デバイスにアプリをインストールできます。
1. Deployment URL（配信URL）
アプリビルドを作成する前に、ビルド設定の"Code Signing"の箇所にdeployment URL（配信URL）を入力します。deployment URL（配信URL）はアプリをアップロードするWEBサーバーの場所です。
重要メモ：Appleはセキュアな(https) URLであるdeployment URL（配信URL）を要求します。そのためご利用のWEBサーバーのSSLセキュリティ証明を取得する必要があります。
2. Create a build（ビルドの作成）
Application options（アプリケーションのオプション設定）で"Generate Over-the-air install files"を選択してビルドを作成します。
ビルドを作成時に3つのファイルが生成されます：
- [appname].ipa (アプリケーションファイル)
- [appname].plist (plistファイル)
- [appname].html (ナビゲーションページ)
deployment URLとして指定されたフォルダに3つのファイルをコピーすると、ユーザーはiOSデバイスから https://[yourserver].com/[appfolder]/[appname].html にアクセスし、自動でアプリケーションをインストールできます。
4. (MDMを利用して)over the air アプリを配信する
iTunesの同期を必要とせず、より簡単にアプリを配信することができます。.ipaファイルはAirwatch、Mobile Ironのようなモバイルデバイスの管理システムからインストールできます。